回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟では、整形外科術後や脳血管疾患発症後などの急性期治療終了後の患者様に対して、日常生活動作向上を目的として、専門的なリハビリテーションプログラムを実施します。
プログラムは、医師や看護師、病棟専従のリハビリテーションスタッフ等など専門スタッフが作成し、患者様、ご家族と一緒に退院後の生活を具体的に考え、リハビリテーションを進めていきます。
■回復期リハビリテーション病棟の特徴
入院型施設のメリットとして、最大3時間のリハビリ訓練が挙げられます。また、起床時から就寝時までの間、食事や着替え、歯磨きや整容、排せつなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえたサポートを受けることができます。夜間の排泄時の補助なども含めた、24時間の手厚い看護が大きな特徴です。
入院期間
対象疾患・入院期間をご確認ください。
- 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態
- 150日
- 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
- 180日
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態
- 90日
- 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態
- 90日
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態
- 60日
- 股関節又は膝関節の置換術後の状態
- 90日