鼠径ヘルニア外来
おもに「脱腸」と呼ばれる、鼠径ヘルニアや腹壁ヘルニア等を取扱います。日本内視鏡外科学会技術認定医が診察いたします。
■鼠径ヘルニア(脱腸)とは
「鼠径(そけい)」とは太もも、もしくは足の付け根の部分のことをいい、「ヘルニア」とは体の組織が正しい位置から穴を通じてはみ出した状態をいいます。これらを合わせた「鼠径ヘルニア」は、鼠径部の腹壁に開いた穴から臓器がはみ出した病気です。臓器の中では、小腸が押し出されることが多いため、脱出する腸管を略して、一般には「脱腸」と呼ばれています。
■鼠径ヘルニアの症状
次のような症状が現れます。
・鼠径部に、痛みや違和感がある。
・立ったときや、お腹に力を入れたときに、鼠径部に柔らかい腫れがある。
・鼠径部の腫れが、横になったり、指で押さえたりすると引っ込む。
・鼠径部の痛みが強くなり、腫れが硬くなり、指で押さえても戻らなくなる。
このような症状のある方は、鼠径ヘルニアの可能性があります。
■鼠径ヘルニアになりやすい人
鼠径ヘルニアは、乳幼児の場合はほとんど先天的なものですが、成人の場合は加齢により身体の組織が弱くなることが原因で、特に40歳以降から男性に多く起こる傾向があり、年齢を増すごとに増えていく傾向にあります。
鼠径ヘルニア患者さまの80%以上が男性ですが、これは鼠径管のサイズが男性の方が大きく、比較的、腸が脱出しやすいためと考えられています。
40歳代の発症では、鼠径ヘルニアの発生に職業が関係していることが指摘されており、腹圧のかかる製造業や立ち仕事に従事する人に多く見られます。
便秘症、肥満、喫煙、前立腺肥大の人、咳をよくする人、妊婦の方も注意が必要です。
対象疾患
下記疾患でお悩みの方はこの診療科にご相談ください。
担当医紹介
この診療科の担当医を紹介いたします。
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理事長
大山 正人
外科(消化器外科)
- Massage
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日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本内視鏡外科学会 技術認定医(消化器・一般)
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
四段階注射法講習修了
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上月 亮太郎
消化器外科・内科
- Massage
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精一杯患者さんのために尽くしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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外科学会
消化器外科学会
消化器病学会
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