神戸大山病院 緩和ケア病棟では、治療を終えた患者さまの、がんによって生じるさまざまな心と体のつらさと、ご家族が抱えるさまざまな不安をやわらげ、患者さまが自分らしく穏やかな日々を送ることができるようお手伝いいたします。

全室個室で、プライバシーが守られた環境で家族や友人と穏やかな時間を過ごすことができます。面会や持ち込み物の制限が少なく自分らしい生活を送ることができます。苦痛症状や心のつらさが和らいだら、退院し自宅での生活もできます。

患者さま一人ひとりを尊重し、緩和ケア病棟で、有意義な時間を過ごしていただけるよう、医師をはじめ、看護師、その他医療職員で支えています。

■苦痛症状を和らげるために
患者さまの訴えを聞き、薬の変更や、注射を行います。事前に患者さまとご家族に説明し、治療の意思決定は患者さまの意向を尊重します。

痛みが強い場合は医療用麻薬を使用することもあります。医療用麻薬は副作用があり、眠気や吐き気、便秘などを伴いますが副作用においても適切な対処方法をカンファレンスで話し合いを行い、情報の共有や目標設定を行う場を設け、より良いケアの向上をめざします。

当院は医療と介護の一体的なサービスを行い、地域の皆さま様に寄り添い安心して頂いただけるよう努めます。
何かお困りごとやご不明な点などございましたら、お気軽に地域連携室（TEL：078-578-0389）までご連絡くだ下さい。